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2日間ともに行ってきましたので、観たものをサクサクっとレポートしたいと思います。

<赤い公園>
最近話題のガールズバンド。音楽的にはオルタナっぽくて面白いですが、
歌が外れているせいか、俄然素人っぽくてぜんぜんダメでした。

<ALT-J>
上のバンドがダメだったのちらりと観に来ました。ダブステップからフォークまでミックスした感じが、今っぽいですがパッと聴いて印象薄めで、あんまり心に訴えかけるものが無かったので早めに退散。

<Buffalo Daughter>
お目当ての1つ。ちゃんとしたライブを観るのは「The Weapons of Mass Distraction」の時以来でしたが、相変わらずキレッキレのサウンドを聴かせてくれました。
クラウト・ロックっぽくなったりプログレッシブになったりと、サウンドは多彩なんですが、でもバッファローらしいニューウェーヴ的な空気感でしっかりとまとめられていて、ホントにブレがないですね。Sugarさんのディレイをかませたギター、カッコ良かったなぁ〜。

<MEW>
デンマーク出身のトリオ・バンド。久々に観ましたが格段に成長していました。太いドラムのビートに芯のあるベースと、ワイドレンジなギター、とても3ピースとは思えない音圧にビックリ。ポスト・ロック的な音にポップなメロディ、演奏に熱量もあってちゃんと世界観があって、長い時間観れる感じが良かったです。心地よくてうたた寝しちゃいました。

<LINKIN PARK>
個人的にはメタリカのためのアイドル・タイムだったんですが、さすがにリンキンは、みんなが知っているヒット曲が多くて普通に楽しめました。音はいわゆるラップ+ロックというミクスチャーの最終形といった感じですが、この手の音楽の爆発的なカタルシスはしっかりとあるし、演奏もよい。音はヘヴィだけどサビはちゃんとポップ。人気があるのも当然ですね。

<Metallica>
 1日目の大本命。前回のサマソニに出たのがすでに7年前!そのときは名盤『メタル・マスター』の20周年で完全再現をやっていて、それは涙ものでしたが、あれから7年も経ったんだな〜と感慨深いものがありました。今回はフェス仕様のセットリストでくるはずなので期待していたら、1曲目が「Hit The Light」2曲目で「Master Of Puppets」という気合いの入りよう。Metallicaを見ているとスラッシュ・メタルってホントに楽しいなものだなって、思わせてくれます。
 彼らを含めたスラッシュ四天王の中でも、MetallicaとSlayerは今の方が断然カッコイイです。ジェイムスのボーカルもより説得力を持っているし、ロバート・トゥルヒージョの加入でより安定感も出ていて、ホントに今のMetallicaのライブは脂が乗っている。ちなみに僕の観戦ポイントはスタンド一階席の一番後方で、Metallica好きな友人が多かったので、みんな感極まってギャーギャー騒ぎ、まわりから人がいなくなっていました。
 アンコールで「Creeping Death」「Battery」というたたみかける流れは涙もの!Metallicaはコール&レスポンスといい、MCといい、ファンとのつながりをすごく大事にしてて、ショウ端々からその思いが伝わってくるところも好感が持てます。ジェイムスを含めたメンバーが全員が楽しそうに演奏していて、本当にいいライヴでした。

2回目へ続く