ベース・マガジンの編集者時代に、SCOOBIE DOのベーシスト、ナガイケジョー君と一緒にはじめたコラムが書籍化されました。ジョー君が毎月好きな盤を紹介するという連載ですが、第一回目から盤のセレクトがエルメート・パスコワールだったのと、彼の文才には驚かされました。ソウルやファンクのベース的名盤もありつつ、ブラジルからジャズ、USインディからパブロックまで、一筋縄にはいかない私的名盤がセレクトされています。僕は新たに、ジョー君が選んだ101枚のディスク解説を書いたのですが、新たな発見もありつつ、名盤もあるので手を抜けない感じで、夏休みの宿題的に取り組ませてもらいました。ミュージシャンが好きな音楽について書く文章は、愛が籠もっています。ぜひ読んでみてください。